妊娠初期は不安の多い時期かと思います。当院では、その後安心して妊娠生活を送れるよう、スタッフがお一人おひとりに、スケジュールや健診についてなどを説明させていただきます。お悩みごとなどお気軽にご相談ください。
妊娠9~10週頃に予定日が決定したら、医師の指示に従い、継続的に妊婦健診を受けてください。妊婦健診の際に質問があれば、遠慮なく医師へお尋ねください。質問しづらいことや質問し忘れたことがある場合は、診察後にスタッフにお声かけください。迅速に対処します。妊婦健診では、母体と胎児の状態を確認するために、血圧や体重の測定、尿検査、血液検査、胎児の心拍数や発育の確認などが行われます。また、妊娠中に必要とされる予防接種や健康管理のアドバイスなども受けることができます。
妊娠中は、お腹の中にいる胎児の成長に影響を及ぼすため、アルコールやタバコ、薬物の使用は避けるようにしましょう。また、食事や運動、睡眠などにも注意し、健康的なライフスタイルを心がけることが大切です。
だんだんとお腹も大きくなり、ママになることを実感しはじめる妊娠中期は、お腹の赤ちゃんの様子をしっかり確認する時期でもあります。後に控える出産に向けて、今後の方針について一緒に考えましょう。
定期健診や超音波スクリーニング検査で小児科医との連携が必要と思われる場合には、小児科医とともに今後の対策・方針を決めていきます。
安心して出産を迎えるために、妊娠中の栄養から入院の準備までを学びます。母親学級は任意参加です。初産の方は週数に合わせて各パート(1~3)に参加することをお勧めします。
※パート3では臍帯血バンクについてご説明します
内容:
お腹の赤ちゃんの様子を立体エコー画像/ 動画で見ることができます。受診した方には3Dエコー写真を差し上げます。
また、Angel Memoryという動画配信サービスでスマホや自宅のパソコンから映像を見ることができます。
ご出産前の最終段階となる妊娠後期。安全なご出産のためにも、健診はしっかりと受診してください。また、安全なご出産のための最終チェックの時期です。出産方法の検討や、ケースによっては高次医療施設へのご紹介も検討してまいります。
妊娠37週、40週の方に行っています。赤ちゃんの心臓の音をグラフ化し、赤ちゃんが元気なことを確認する検査です。赤ちゃんの心音の変化と同時に、お腹の張りがないか確認します。
いよいよご出産です。陣痛、破水、出血などを感じたら、すぐ連絡をしてください。
当院では快適な入院生活を送れるように、様々な準備をしております。安心してご相談ください。
妊娠37週からは正産期と呼ばれ、いつお産になってもいい時期です。お産のはじまり、進み方は人によって様々です。以下のサインがあったら病院に電話して相談しましょう。必ずご本人が電話してください。
初産婦‥1時間に6回以上、10分間隔
経産婦‥1時間に2・3回以上、20分間隔
出産おめでとうございます!
出産当日を0日目と考え、産後1日目の10:30から母子同室を始めます。24時間母子同室が基本方針ですが、お母さんが心身に負担を感じる場合は新生児室でお預かりします。
アルテミスでは、母乳育児を勧めており、それに向けてのケアや支援の提供を行っていますが、本人の希望や状況に合わせながら赤ちゃんとお母さんにとってベストな方法を考えていけたらと思います。
外来での指導の際にも相談に乗れますので、助産師外来なども活用していつでもご相談ください。
母乳外来では、授乳中に起こる乳腺炎などのトラブル対応や、搾乳がうまくできない、卒乳時のケアについて知りたい、にお答えします。おっぱいやミルクの飲みが悪い、夜泣きがひどい、離乳食に関することなど、育児相談も行っています。
※「入院患者様ポータルサイト」は出産オリエンテーションにてご案内しています。