アルテミス ウイメンズ ホスピタル

出産について

出産について

病棟見学会

ご出産のための病院をお探しでしたら、一度アルテミスの病棟見学会にいらっしゃいませんか? 病棟の見学や、サービス、費用の説明、その他出産に関しての様々な質問に医師と助産師がお答えします。お茶とクロワッサンをご用意してお待ちしています。くつろいだ雰囲気の中で素敵な出産と入院生活のイメージを形作っていただければ幸いです。
詳しくはこちらをご覧ください。

出産までの外来診療

1. 産科初診と診療予約

初めての方は、産婦人科の外来受診案内で診療を受けたい医師を選び、Webで診療予約をしてください。診療の際に、妊娠の検査をして陽性反応が出たら産科初診の扱いになります。産科初診料は自費になります。妊娠がみとめられず、婦人科疾患が疑われる場合は婦人科初診の扱いになります。婦人科初診料は、医師が必要と認めた場合は健康保険が適用されます。妊娠初期の方は、次回の診察(産科再診)で予定日を決めてから妊婦健診が始まります。初診で予定日が決まった方には、次回から妊婦健診を受けていただきます。

2. 妊婦健診

予定日が決まりましたら、医師の指示に従い継続的に妊婦健診を受けてください。下のリンク先をよく読み、出産までの健診の流れをイメージしてください。妊婦健診の際、医師への質問は遠慮無くなさってください。説明が分かりづらかったり、質問しづらかったり、質問し忘れたことがあった場合は、診察後にその旨をスタッフに告げてください。迅速に対処いたします。

  1. 妊婦健診の受け方
  2. 妊婦健診の予定と費用

3. 出生前診断について

出生前診断(しゅっしょうまえしんだん)とは、胎児の異常の有無の判定を目的として、染色体異常の有無を判定するクアトロテストや羊水検査をはじめとした妊娠中に実施する検査をさします。出生前診断を希望される方は、初回の妊婦健診(妊娠11~13週前後)の際に、直接医師へおたずねください。なお、NIPT(非侵襲的出生前遺伝学的検査)をご希望の場合は専門の病院をご紹介します。

4. 特別外来

産科プログラム

きずなメール

プログラムカレンダー

✿アルテミス教室カレンダー
※ 予約前に日程をご確認ください

分娩

1. 陣痛と入院

規則的な子宮収縮(陣痛) が始まったら病院に電話してください。
陣痛の間隔は、初産の方は10分毎、経産婦の方は20~30分毎が目安です。破水した場合はナプキンをあててすぐに病院に電話してください。シャワー・お風呂は控えてください。入院の指示があり次第来院し、2階の LDR(状態によっては一般病室)に入室していただきます。帝王切開が適用される場合は手術室に移動します。分娩後、お母さんの体力の回復を確認し、2Fの病室に移動していただきます。

注 : LDR(Labor Delivery Recovery) とは、陣痛から出産、そして回復までを同じお部屋で過ごすことができる個室の分娩室です。通常、LDRのBGMはイージーリスニングやクラシックに設定しています。お好みのジャンルの選曲ができます。ご希望の方はスタッフにお声がけください。

LDR

2. 管理入院

陣痛開始や破水後の経過観察が必要な場合、墜落産の恐れがある場合、予定日を超過し過期産になる恐れがある場合、その他医師が入院による管理が必要と判断した場合は「管理入院」をしていただきます。管理入院後は、医師が必要と判断した場合は、充分な説明とご本人の同意の下、分娩を促す措置や手術を施すことがあります。管理入院には、入院期間日数に応じて入院料と室料がかかります。管理入院の費用については

3. 立ち会い分娩

正常分娩に限り、夫または実父母、義父母、兄弟(18歳以上)のうち1名、患者様本人の同意があれば立ち会い分娩をすることができます。帝王切開、吸引分娩、鉗子分娩等の異常分娩では立ち会いはできません(写真またはビデオ撮影をすることができます。ただし、撮影する場合は必ずスタッフの指示に従ってください)。立ち会いをするご家族は、面会時間外であっても産後2時間まではLDR内で面会することができます。管理入院中の場合は、朝8時30分から面会することができます。立ち会いをしないご家族は、2階デイルームまたは外来デイルームでお待ちください。大変申し訳ありませんが、お子様の立ち会いは、感染予防と安全管理上の理由でお断りしています。お子様にはキッズルームのご用意があります。

4. 無痛(和痛)分娩

無痛(和痛)分娩の麻酔についての説明

アルテミス ウイメンズ ホスピタルで行っている無痛(和痛)分娩は、硬膜外(こうまくがい)麻酔を行うことによって陣痛・出産・産後処置の痛みを軽減する方法です。痛みの感じ方には個人差があるため、効果の感じ方もそれぞれです。

無痛(和痛)分娩はどんな人が出来るの?

基本的には、無痛(和痛)分娩に適応出来ない方以外は誰でも適応になります。
無痛(和痛)分娩に適応出来ない方とは、血液が固まりにくい(抗血栓療法を含む)方、特殊な心臓病がある方、脊椎の手術後の方、側弯症の方、麻酔に協力できない方です。
痛みに弱い、痛いことが不安、出産後の体力を温存したいなどの理由や医学的適応(妊娠高血圧症、妊娠糖尿病、肥満、てんかん、パニック症候群、不安神経症など)で無痛(和痛)分娩になることがあります。

硬膜外麻酔とは?

硬膜外麻酔は、背骨の中の脊髄を保護している硬膜という膜の外側に硬膜外カテーテル(細い管)を留置して、そこから局所麻酔薬と少量の麻薬を投与する方法です。硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩は効果が高いだけでなく、お母さんと赤ちゃんに対する副作用が少ないため世界中で最も標準的な方法として普及しています。

硬膜外麻酔は、麻酔科医だけでなく経験豊富な産科医師が行います。当院の産科医師は、硬膜外麻酔の経験が豊富で効果も麻酔科医と違いはありません。トラブル対処にも長けているため安心して麻酔を受けていただけます。

硬膜外カテーテルを挿入する際には、点滴・お母さんのモニター装着・胎児心拍モニタリング装着後に、ベッドの上に横になったり(側臥位)座ったり(座位)した状態で猫のように丸くなっていただきます。

最初に細い針で十分に麻酔をしてからカテーテルを挿入するので注射自体はそれ程痛みはありません。カテーテルの挿入までにかかる時間は消毒の時間を含めて15分程度です。カテーテル自体は非常に細く柔らかいので、一旦入ってしまうとほとんど気になりません。カテーテルが入ると数回に分けて局所麻酔薬を投与しますが、十分に痛みが取れるまでに20~30分程度の時間がかかります。麻酔がかかった後は、麻酔の効果範囲を確認します。無痛(和痛)分娩に必要な効果が認められない場合は、カテーテルの調整(全体の約15%)や、カテーテルの入れ直し(全体の約5%)が必要になることもあります。十分な効果を確認できた後は、痛みに応じて数十分おきに局所麻酔薬を追加する方法もしくは局所麻酔を持続で投与する方法で行います。場合によっては局所麻酔を持続で投与しながら痛みに応じて局所麻酔薬を追加する方法を同時に行います。無痛(和痛)分娩の進行中は随時、麻酔効果判定を行いカテーテルの調整(入れ替えを含め)を行います。

カテーテルが血管内に入ってしまうことがあります。この場合には、局所麻酔薬を投与した後に局所麻酔薬中毒の症状(初期には、唇の痺れ・鉄の味がする・不穏になるなど)がみられます。この場合には、カテーテルを入れ直しが必要となります。さらに局所麻酔中毒がすすんでしまった場合には、痙攣や心停止が起きることもあり治療が必要な場合があります(無痛(和痛)分娩の麻酔による死亡原因の1位)。

カテーテルが硬膜内に入ってしまうことがあります。この場合には局所麻酔薬を投与した直後に麻酔により下半身が動かなくなったり、呼吸が苦しくなることがあります。さらに多量の局所麻酔薬が硬膜内に入った場合には、痙攣や意識消失や呼吸停止などの重篤な症状が見られ治療が必要な場合があります(無痛(和痛)分娩の麻酔による死亡原因の2位)。

カテーテルは出産後にしびれや運動障害などの麻酔の影響がみられなくなってから抜去をします。

赤ちゃんに悪い影響はないですか?

硬膜外麻酔で行う無痛(和痛)分娩では、投与する薬の量がとても少ないため胎盤を経由して赤ちゃんに影響を与えることはほとんどありません。むしろ、無痛(和痛)分娩で痛みのコントロールをすることで胎盤血流が改善するので、赤ちゃんにとっても、良い影響が期待されています。また、投与する薬の量が少ないため、分娩直後の授乳に関しても何ら問題はありません。

しかし、麻酔が効きすぎた時には、お母さんの血圧が低下して、間接的に赤ちゃんへの血流が減少する可能性がありますが、お母さんのモニターから血圧を定期的に測定して、低血圧が認められたら適切に対応することで、赤ちゃんへの悪影響が起こることはほとんどありません。

分娩時間はのびますか?

無痛(和痛)分娩を選択した初産婦さんは、選択しなかった初産婦さんに比べて、分娩第2期(子宮口が全開してから赤ちゃんが産まれるまでの期間)が平均1時間程長くなります。経産婦さんでもやはり分娩第2期は延長します。しかし、分娩第2期の多少の延長は特に問題はないとされています。

帝王切開や器械分娩になりませんか?

無痛(和痛)分娩では、痛みの低減だけでなく、いきむ力が弱くなることがあります。その結果として、器械分娩(吸引分娩・鉗子分娩)の割合は増加します。

しかし、経腟分娩から緊急の帝王切開に移行する割合は増えないことがわかっています。

会陰切開の割合は増えますか?

進行がスムーズであれば、会陰切開の割合は増えません。しかし、いきむ力弱くなり器械分娩となった場合は、これに対応するために多くの場合は会陰切開が必要となります。

子宮収縮薬は必ず必要ですか?

当院では、無痛(和痛)分娩は基本的に計画分娩で行っています。計画分娩を行う場合には、必ず子宮収縮薬(誘発剤・促進剤)が必要となります。それだけではなく、硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩の開始後に子宮の収縮が悪くなることがあるので、子宮収縮薬を使用しなければ途中で分娩が進行しなくなります。

計画分娩ではない分娩開始後に無痛(和痛)分娩を行う場合は、子宮収縮薬を必要としないこともあります。分娩開始後でしっかりとした子宮収縮がみられるときには、硬膜外麻酔による子宮収縮力の低下が問題にならないこともあります。分娩の進行を考慮せずに子宮収縮薬を拒否することは、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても良いことにはなりません。分娩の状況によって適切に子宮収縮薬を使用することが良い分娩に繋がります。

無痛(和痛)分娩にするかはいつ決めればいいですか?

当院では、基本的に計画分娩による無痛(和痛)分娩を行っているため、事前(妊娠30週前半頃)に無痛(和痛)分娩にするか決めます。

しかし、麻酔を行える医師がいる日中であれば、分娩進行中であっても無痛(和痛)分娩を受けられることもあります。自然分娩の進行中であっても、無痛(和痛)分娩に切り替えたい時は担当医にお伝えください。

無痛(和痛)分娩中、食事の摂取はできますか?

硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩が進行中には原則として食事を摂ることはできません。胃の中に食べ物があると、嘔吐した際に誤嚥し大変危険な状態になることがあります。日中に分娩が進まないなどの理由で当日の分娩がなくなった場合は食事摂取が可能な場合があります。

飲水に関しては、水、スポーツドリンク、お茶であれば飲むことが可能です。嘔吐しないように少量ずつ飲むようにしてください。

麻酔を開始した後はどう過ごすのですか?

硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩を開始した後は基本的に横向きに寝て過ごしていただきます。特に麻酔後に仰向けになると血圧が下がって気持ちが悪くなる事があります(仰臥位低血圧症候群)。お母さんの血圧が下がっている時は、赤ちゃんへの血流も減ってしまいます。麻酔開始時からお母さんの血圧を数分おきに測定するだけでなく、分娩監視装置を使用して赤ちゃんの状態を確認しています。

痛みは最初から最後までしっかり取れますか?

無痛(和痛)分娩の開始時期は分娩第1期(陣痛開始から子宮口が全開するまでの期間)となり子宮の収縮による内臓痛です。子宮口全開してから赤ちゃんが娩出するまでが分娩第2期(子宮口が全開してから赤ちゃんが産まれるまでの期間 )となり体性痛となります。硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩では、内臓痛は弱い局所麻酔薬でコントロール可能なことが多いですが、体性痛は強い局所麻酔薬でないとコントロールすることは難しいです。しかし、強い局所麻酔薬は子宮収縮を弱めてしまい、分娩を停止させてしまうこともあります。可能な限り痛みは少なく分娩が進む状態を目指して無痛(和痛)分娩を行っていますが、やはり分娩第2期に入ると痛みを訴える方が増えます。

麻酔はいつまで続けますか?

硬膜外麻酔は分娩まで持続で局所麻酔を投与しますが、会陰切開後の創部の縫合の時は麻酔の効果は残っているので痛みはあまり感じません。硬膜外カテーテルは分娩後、数時間で抜去することになります。硬膜外カテーテルを抜去する頃には後陣痛の痛みが出ていますが、後陣痛は飲み薬や座薬が効きやすい痛みなのであまり心配することはありません。

無痛(和痛)分娩での分娩後に気をつけることはありますか?

無痛(和痛)分娩での分娩後は、体力の消耗も少なく元気に活動できることがほとんどですが、麻酔の合併症を見逃さないように注意する必要があります。

赤ちゃんを産んだ翌日以降、頭が痛くなることがまれにあります(全体の約1%)。ベッドで安静にしているのが望ましいですが、体を起こしたときにひどくなるのが特徴です(硬膜穿刺後頭痛といいます)。ほとんどの方は治療を必要とせずに症状が軽快しますが、症状が治まらない時は治療が必要になることもあります。

さらに頻度はまれですが、背骨の中で出血してできた血の塊(血腫)が脊髄を圧迫して下半身の麻痺や排尿障害を起こすことがあります。頻度は20万人に1人くらいの割合で起こります。麻酔を終了した後も2時間以上、感覚が戻ってこない時や動かない時や排尿ができない時は必ず伝えてください。

他には、硬膜外麻酔の影響で膀胱に尿がたまっていることがわからない方がいます。膀胱に尿がたまって、長時間排尿できないでいた方は一時的に膀胱麻痺が起きる可能性があります(全体の約1%)。

引用書籍(一部文章と図画を使用しています)
・順天堂式無痛分娩Q&A50 竹田省著
・無痛分娩の基礎と臨床改訂第2版 角倉弘行著
・硬膜外無痛分娩安全に行うために改訂3版 照井克生著
・図表でわかる無痛分娩プラクティスガイド 入駒慎吾著
・ワンランク上の産科麻酔に必要なエビデンス 照井克生監修

分娩予約と諸手続

1. 予約手続き

予定日が決まり次第、分娩のご予約を承ります。予約手続きについてはこちらのページをご覧ください。

初診の方、他院からアルテミスに転院をご希望の方、現在は遠方にいるがアルテミスでの里帰り出産をご希望の方はこちらのページをご覧ください。

出産費用についてはこちらのページをご覧ください。

2. 出産オリエンテーション

妊娠の診断が確定し、アルテミスで出産を予定されている方全員に、出産オリエンテーションに参加していただきます。アルテミスで分娩するために必要な手続き、サービスの概要、母子同室と母乳育児他、アルテミスで出産する際に知っていただきたいこと全般についてご説明します。4階 カフェテリアで、お茶とクロワッサンをご用意して開催しています。これからママになる同期の皆さんの交流の場にもなっています。

出産オリエンテーション
出産オリエンテーション

3. バースプラン、お部屋の希望

アルテミスで出産予定の方には出産時のバースプランとお部屋の希望を作成していただきます。

上記の書類の作成は、よりよい出産と入院生活のために重要な出産についてのイメージ作りに大きく役立ちます。出産オリエンテーションで詳しい説明をしています。
その他、産科医療補償制度や出産育児一時金についてもオリエンテーションで詳しい説明をいたします。

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